炭鉱とアンモナイト

こんばんは、風邪っぴきの麻桜です。眠れません。
眠れないときはブログを書くに限りますね。

さて今回はあまり炭鉱に関係のないお話です。どちらかというと石炭に関係するお話と言いましょうか。

9割9分9厘の方はタイトルを見てお分かりでしょう、今回はアンモナイトの話です。


Q.何故にアンモナイト?

A.私の趣味です。


趣味が相変わらず陰キャだ、なんて分かりきっていることをツッコむのは野暮ですよ、ヤボヤボの野暮です。
いうてわたくしべつにガチのアンモナイトオタクではないんですが、良いですよ、アンモナイト。

かわいいんですよアンモナイト。正確にはイカの仲間とされていますが、まあオウムガイみたいなもんです。化石として発掘されるのは貝殻の部分みたいなもんです。アンモナイトと一口に言ってもイボイボしたやつとかすべすべしたやつとか洗濯板みたいに細かく筋が入ったやつとかいろいろあります。こんなに適当なことを言っていたら先輩に怒られてサークルを追放されてしまいますね…


さてこのアンモナイトがどうしたら石炭に関係するんだ、と言われると答えにくいわけですが、簡単に言うと、北海道ではアンモナイトと石炭は同じようなところに埋まっています。

アンモナイトとか化石とか言われて、ちょこっと知っている人ならご存知であろう三笠私立博物館。三笠といえば奔別や幌内といった炭鉱がありますね。羽幌もアンモナイトの産地として有名ですが、炭鉱があります。
夕張地域でもアンモナイトありますね。このブログを読むくらいの方ならご存知の通り、夕張にも炭鉱があります。

じゃあ何故?石炭とアンモナイトは産地が被っているの?


似たような時代だからです。


というのは雑すぎる説明にしても、だいたいそんな感じと思ってくだされば大丈夫です。思ってください。正直私もよくわかってない。たぶんそう。



さてここからは高校で地学を学んだ人だとすぐお分かりいただけると思いますが、履修していない方はちょっと難しいかもです。なにせ私の説明が下手なので…すみません。

まず、「新期造山帯」と「古期造山帯」のお話をしてみます。


日本は「新期造山帯」と呼ばれる造山帯の一部です。読んで字のごとく、「(地球の歴史の中では)比較的最近出来た山々」のことです。ちょっと違うけどだいたいそんなもん。インドネシアとかチリとかカムチャツカ半島のあたりとか、地震多いイメージありますよね。日本もその一部で、比較的最近のプレート移動によって形成された地形であることを意味します。

一方、アメリカやロシアのクソでか炭田のある地域はだいたい「古期造山帯」と呼ばれるところです。新期造山帯よりも古く、古生代(約5億4100万年前〜 約2億5190万年前)に形成されたんですね。そしてこれらの地域で採掘される石炭は、より古い時代の植物が元になっているんです。地質年代でいう「石炭紀(約3億5920万年前〜約2億9900万年前。古生代の中のより細かい区分です)」は、この時代に大繁栄した植物が多く石炭のもとになっていることに由来しています。

日本は新期造山帯なので、そんな古い石炭はないわけです。日本の石炭は、だいたい新生代(約6500万年前〜)のものです。

そしてアンモナイトは、中生代(約2億5000万年前〜約6600万年前)に繁栄した生物です。そう、日本においてアンモナイトは、石炭より先輩なんです!!すごいぞ!!(そうか?

アンモナイトの繁栄していた時代と恐竜の繁栄したいた時代はだいたい似たような感じです。中生代ジュラ紀〜白亜紀ですね。その中でも北海道のアンモナイトは白亜紀の後半のものがほとんどです。

白亜紀は、中生代最後の時代です。

恐竜やアンモナイトの大量絶滅が起き、白亜紀は終わりを迎えます。

そして、新生代が始まりますー

そう、北海道の石炭のもととなる植物の時代です。


つまり、アンモナイトの絶滅直後(いうて数百万年ありますが)に石炭のもととなる森林が形成されたわけです!

これが、北海道で石炭と化石の産地がかぶるだいたいの理由です。こんな感じです。

いや正確にはアンモナイト-石炭にはもうすこし時間の間隔があり、様々な理由でそこの地層が削られたりなんだりしているのでほぼ隣接しているように見える、みたいなところはあるのですが、地球の長い歴史で見ると割と近いところにある、ということはおわかりいただけたでしょうか。たぶんそんな感じです。

たぶん。


不勉強極まりない。



にしても、アンモナイトが生息していたってことは、昔そこは海だったんですね。

そこがいつのまにか陸になり、植物が繁栄し、石炭ができる。

地球の歴史の長さを感じますねえ……



炭鉱見学に来たけど微妙に時間余った〜〜って時は、博物館に寄ってアンモナイトを見てみるのもアリじゃないでしょうか。とりあえず三笠で。


ウィキペディアの地質時代の記事貼っておくんで、時代を整理したい人は見てみてくださいね。



相変わらずなんの話がしたかったのかよくわからないですね。


麻桜でした。東の空が明るい。